神様や仏様を信仰しているなら

年末の日本では、仏教徒などの神仏信仰にかかわりなく、大掃除をしたり、年賀状を書いて送ったりするのが通例です。新しい年を迎える準備をするのが年末ですが、過去一年間にたまったホコリや要らない物を処分したり、心身共に新しく清めてから正月を祝います。古い物を脱ぎさって新たに生活を始めることから、正月用に買っておいた新しい服をおろしたりします。こうしたしきたりは、無宗教の人たちの間であっても深く根付いています。受験生は年明けの受験に向けて塾や予備校の冬期講習に参加し、勉強しながら年明けを迎える人もいます。神社やお寺に合格祈願をしにいく姿も見られます。合格守りなどのお守りを購入したり、合格率を上げるために厄払いをする受験生も毎年、増加しています。神様や仏様を信仰している人は、家にある仏前や神棚の清掃を行います。神棚などは普段から掃除をしますが、家の中と同様にいつもはしない箇所の清掃を念入りに行います。特に日本人は無信仰の人であっても、年末に除夜の鐘を聞きに寺に行ったり、お寺に参拝する人が大勢います。家族やカップルで有名なお寺や近所の神社などにお参りしに行く人も少なくありません。神社などでは年末年始の間は、屋台が出ているところも多くあるので、お祭りのときの縁日の雰囲気を味わうことが出来ます。中には、神様や仏様へのお参りよりも食べ物の屋台が目当てで出かける人もいます。また、来年の運勢を占うためにおみくじを引く光景が見られます。キリスト教では、12月25日のクリスマスをイエス・キリストの誕生日として祝います。日本では、キリスト教徒でなくても、クリスマスには聖者であるサンタクロースにあやかってプレゼントを贈る風習があります。クリスマスでは西洋の神様にあやかって祝い、年末や正月になると仏や日本の神様を崇めるのが日本人のしきたりとして定着しています。このように日本では、八百万の神様も仏も西洋の神の存在も認めて、その都度、行事としてお祝い事をする習慣があります。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>